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Secular mechanisms to make seniors more energetic Idea Plaza Summary 1196

In an age that we are approaching a 100-year lifespan, the issue is how to extend our "healthy lifespan" and "asset life...
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冷凍弁当の普及がジェンダーギャップを抑止する アイデア広場 その1483

冷凍弁当の普及がジェンダーギャップを抑止する アイデア広場 その1483 近年話題の腸内フローラの働きは、ストレス、睡眠、循環器などに及んできています。その中で、生活習慣病に繋がる肥満についての研究も進んできています。これらの研究から、肥満の特効薬が開発されるようになりました。でも、この特効薬はかなり高価になるようです。そこで、誰でも安価にできる肥満抑制の仕組みを探ってみました。ワシントン大学のゴードングループは、12人の肥満者を対象に、1年間にわたって食事療法を行う実験をしました。結果として、ダイエットしたい人は野菜を多めに食べれば肥満フローラをやせフローラに変えていけることを確かめたわけです。この結果から、野菜を日常的に摂取していれば、腸内環境はダイエットする方向に向かうことになります。もう一つの嬉しいニュースは、野菜が豊富な格安の冷凍弁当が発売されることです。今回は、食事や栄養、さらに発展してジェンダーギャップの観点から、健康を考えてみました。 野菜などの原材料が安いときに大量調達して、総菜に加工した上で冷凍保存し、原価を下げようとしている企業があります。この弁当大手は、野菜を大量調達してコストを抑えるなどの強みを生かすというわけです。この企業は、おなじみの「ほっかほっか亭」になります。私たちが定番として食べるのり弁当は、460円になります。これを一気に、250円にするとのことです。持ち帰り弁当の「ほっかほっか亭」を運営するハークスレイは2025年に冷凍弁当を発売するようです。冷凍食品宅配のグリーンスプーンや1月に冷凍弁当宅配に参入した味の素は、700~1000円になります。冷凍弁当宅配スタートアップのnoshは、1食あたりの価格が配送料を除き600円ほどになります。これを1食250円にする戦略は、他の企業の脅威になります。もっとも、消費者にとっては福音になります。消費者の流れは、共働きの増加や個食の拡大で格安弁当の需要が高まっています。買い置きができる冷凍弁当は、通常の弁当より利便性が高いと評価されています。以前は、冷凍食品は美味しくないというイメージがついて回っていました。でも、冷凍チャーハンを見るまでもなく、自分で作って食べるチャーハンよりも美味しいという評価が一般的になっています。安くて美味しい冷凍弁当が健康によいとなれば、普及することは疑いがないでしょう。 日本人の食事を考えるにあたって、面白い研究があります。この研究は、1960年、1975年、f990年、2005年と15年ごとに、その年の日本人家庭の食生活を再現したものです。15年ごとに日本人家庭の1週間分の食生活の内容を再現し、その栄養成分の比較を行ったのです。3種の食事内容を凍結乾燥後、8カ月間にわたりマウスの餌として与えて変化を観察しました。1960年代の食事内容は、たんぱく質や脂質が少ない傾向が見られました。この頃は、生活習慣病よりも低栄養による疾病が多かった時代になります。1960年以降は、徐々にたんぱく質と脂質の増加が見られるようになります。これに対して、炭水化物であるコメの占める割合が減少する時代になっていきます。中でも、脂質の増加傾向が顕著で、2005年の食事では1960年と比較してほぼ3倍になっています。マウスを使った実験になりますが、1975年の食事内容は、内臓脂肪が増えるのを防ぐ働きがありました。現在問題になっている生活習慣病を、防ぐ食事になって言わけです。さらに、糖尿病の原因とも言われるインスリン感受性低下も1975年の食事が最も少なかったのです。日本食の良さは、1975年の食事にあるようです。1975年といえば、今からほぼ50年前、高度経済成長の真っただ中です。そしてこの頃から、ファストフードの波が始まった年代でもあります。このような食事環境おいては、沖縄県の食事は理想的であったようです。沖縄県は都道府県別平均寿命が男女とも1位を誇り、長寿県でした。ところが、2000年頃からだんだんと順位を落としていきます。2020年には男性はなんと43位、女性も16位まで下がってしまいました。ファストフードの影響を直接受けた形になっているようです。発売される冷凍弁当が、1975年の食事内容に近ければ、満足のいく内容になるかもしれません。 高度成長の時代が過ぎて、日本の経済が停滞するようになります。すると、国際比較でも、日本の悪い点が指摘されるようになりました。OECDのデータベースには、①有償労働、②無償労働、③個人のケア、④余暇の比較があります。日本人は、子どものケアや余暇などに充てる時間が主要7カ国で最も少ない結果になっています。ちなみに、有償労働は、仕事や学校、通勤通学になり、無償労働は、家事や子どものケアになります。さらに、個人のケアは睡眠や食事、そして休息に、余暇は遊びやスポーツに費やすことになります。人々は、1年間の総時間が、24時間×365日の計算で8760時間を平等に持っています。その中で、労働時間が8時間、生理的時間が8時間、余暇が8時間という3区分があります。その区分法によると、1年間で働く労働時間は、2080時間になります。このような状況の中で、日本は有償労働が最も長い一方、子どものケアや余暇に充てる時間は最も少ないというわけです。この少ない時間の問題は、子育て世代に重くのしかかっています。たとえば、6歳未満の子が1人いる世帯は、1日平均8時間を家事、育児、介護、買い物に使っています。この子どもがいる場合、2016年には2人親家庭の母親が1日 225分を育児に充てています。子持ちの世帯は、働く時間が長い分、短い時間で集中的に家事や育児をこなす必要があり、負担の重い状況が生まれます。6歳未満の子どもがいる正社員の共働き場合でも、31%が時間貧困に陥っているという報告があります。正社員の共働き世帯の3割が、十分な育児と家事(食事)など、そして余暇の時間をとれない状況に陥っているわけです。特に、母親に負担がかかってくることになります。ここに、ジェンダーギャップが生じることになります。問題があれば、その解決策を出してくる個人や企業があります。 世界経済フォーラムが2022年7月、「The Global Gender Gap Report 2022」を公表し、その中で、各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しました。この指数は、「経済」「教育」「健康」「政治」の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。2022年の日本の総合スコアは0.650、順位は146か国中116位(前回は156か国中120位)でした。前回と比べて、スコア、順位ともに、ほぼ横ばいとなっており、先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中でも韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果となっています。日本の共働きの場合、どうしても負担が女性に傾きがちです。食事作りは、まだ女性が担っていることが多いのです。結果として、146か国中116位という順位になってしまうわけです。冷凍食品は、このジェンダーギャップを軽減するツールになります。上の世代からは、冷凍食品を使うと手抜きしているように見えるようです。この「誤解」は、早く取り去ることです。冷凍食品は、「スマートクツキング」の始まりと考えることです。冷凍食品を、時代の先端を行く食事のツールと捉えるわけです。これならば、共働き夫婦でも、労力を使わずどちらでも、レンジでチンをすれば、調理はできるのです。問題は、「レンジでチン」で十分な栄養が摂取できるかどうかになります。 健康長寿のためには、「心」「食」「動」「眠」の4つの要素が重要なポイントになります。「食」とは食生活の内容で、動は、運動だけでなく、頭脳を働かせることも含まれます。食べたものは、胃腸で消化・吸収され、食べ物に含まれる栄養素が代謝されていきます。食べたものはエネルギーに変えられたり、細胞や血液,ホルモンの材料になったりします人間の体は、栄養素や体脂肪を熱に変え、呼吸や体温の維持という基本的な生命維持活動を行ないます。栄養素の吸収→エネルギーの産生→消費→また栄養素の吸収のサイクルを繰り返していくことで、健康が保たれているわけです。栄養などのサイクルのとき必要な栄養素が足りないと、代謝を促すことができなくなります。代謝できないと、エネルギー循環が滞り、体の機能が正常に働かなくなってしまいます。たとえば、人間が必要とするアミノ酸は、2つに分類されます。必須アミノ酸は、体内で合成されないため食物から補給しなければなりません。その内容は、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリブトフアン、バリン、ヒスチジンの10種類です。非必須アミノ酸は、体内で合成できますが、不足する場合は不具合をもたらします。それは、チロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルクミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンになります。20種類のアミノ酸は、1つでも欠けるとバランスが取れず、たんぱく質を合成できないわけです。 最後になりますが、消費者の求める食材が変化してきています。そして、消費者の求める食材に対して、それに応じようと企業は努力をしています。現在の健康観は、一定の筋肉が機能的に働くことを前提にしています。健康志向の商品の中でも、特にタンパク質に注目が集まっています。そんな中で、面白い商品が開発されました。豆腐を作るときにできる「生のおから」は、栄養価が高いことが知られていました。欠点は、腐敗の早いことだったのです。キッコーマンでは、この生おからを乾燥させるノウハウを確立して、パウダー状に仕上げることに成功しました。このおからは賞味期限が約1年間と、筋肉愛好家には重宝な食材になります。ご飯やヨーグルトにかけて食べれば、いつでもたんぱく質の供給が可能になったわけです。このような工夫も、楽しい体つくりになるかもしれません。また、日本古来の料理にも注目が集まっています。例えば大豆には、メチオニンというアミノ酸が不足ぎみになります。これを補う食材が、日本料理にはバランスよく配列されているのです。動物由来の鰹節などには、メチオニンが豊富に含まれています。私たちが知らずに鉱物として食べている「湯豆腐に鰹節をかける」という食べ方は、栄養バランスのとれた食べ方になっていたわけです。なお心配性の方のために、少し付言します。栄養素はおおよそ2週間かけて体の一部分に変わっていきます。2週間から1カ月くらいのスパンの中で、必要な栄養素をだいたいまんべんなく摂取すれば良いことのようです。250円の冷凍弁当をレンジでチンして、必要なたんぱく質をふりかけ形式でとれば、健康になる未来が手に入れば、楽しい食事とジェンダーギャップの解消になるかもしれません。
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건강한 시니어가 점점 건강해지는  아이디어 광장 388 

일본의 고령자는 운동 능력이 향상되어 체력면에서 젊어지는 상황이 있습니다. 이 건강한 상황을 보여주는 데이터는 '신체력 테스트'와 국립 장수 의료 연구 센터의 '보행'에서 볼 수 있습니다. 신체력 테스트의 추이로부터...